パワハラ相談・パワハラの類型と解決法|職場メンタルヘルス

パワハラ相談・パワハラの類型と解決法|職場メンタルヘルス

厚生労働省の報告によりますと、「いじめ・嫌がらせ」に関する相談は、
都道府県労働局等に設置した総合労働相談コーナーに寄せられる件数が年々増加し、
平成24年度にはこれがトップとなり、引き続き増加傾向にあるそうです。
また、この「いじめ・嫌がらせ」により、うつ病などの精神疾患を患い労災を受けるケースが出ており、
対人関係による件数は年々増加傾向にあるそうです。

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過去3年間にパワーハラスメントを受けたことがあると回答した者は回答者全体の25.3%、

その中でも一番多い内容は「精神的な攻撃」
また、パワーハラスメントを見たり、相談を受けたことがあると回答した者は回答者全体の28.2%、
さらに、パワーハラスメントをしたと感じたり、したと指摘されたことがあると回答した者は7.3%であった。
厚生労働省より

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パワハラの類型① 厚生労働省より
身体的な攻撃 (暴行・傷害)

• 足でけられる(女性、50歳以上)
• 胸ぐらを掴む、髪を引っ張る、火の着いたタバコを投げる(男性、40歳代)
• 頭をこずかれた(男性、50歳以上)

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パワハラの類型② 厚生労働省より
精神的な攻撃 (脅迫・暴言等)
• 皆の前で大声で叱責。物をなげつけられる。
ミスを皆の前で大声で言われる(女性、30歳代)
• 人格を否定されるようなことを言われる。
お前が辞めれば、改善効果が300万出るなど会議上で言われた。(男性、20歳代)

• 同僚の前で無能扱いする言葉を受けた。(男性、50歳以上)

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パワハラの類型③ 厚生労働省より
人間関係から切り離し (隔離・仲間外し・無視)
• 挨拶をしても無視され、会話をしてくれなくなった。(女性、30歳代)

• 報告した業務への返答がない。部署の食事会に誘われない。(女性、30歳代)
• 他の人に「私の手伝いをするな」と言われた。(男性、50歳以上)

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パワハラの類型④  厚生労働省より
過大な要求 (業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害)
• 終業間際に過大な仕事を毎回押し付ける。(女性、40歳代)
• 一人では無理だとわかっている仕事を一人でやらせる。(男性、20歳代)
• 休日出勤しても終わらない業務の強要。(男性、30歳代)

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パワハラの類型⑤ 厚生労働省より
過小な要求 (業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと)
• 従業員全員に聞こえるように程度の低い仕事を名指しで命じられた。(女性、20歳代)

• 営業なのに買い物、倉庫整理などを必要以上に強要される。(男性、40歳代)
• 草むしり(男性、50歳以上)

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パワハラの類型⑥ 厚生労働省より

個の侵害 (私的なことに過度に立ち入ること)
• プライベートな事を聞いてきたり、
相手は既婚者であるにも関わらず独身の私にしつこく交際を迫った(女性、20歳代)

• 交際相手の有無について聞かれ、過度に結婚を推奨された。(女性、30歳代)
• 個人の宗教を、皆の前で言われ、否定、悪口を言われた。(女性、50歳以上)

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企業に寄せられるパワハラに関する相談について、当事者の関係をみると、
「上司から部下へ」、
「先輩から後輩へ」、「正社員から正社員以外へ」といった
立場が上の者から下の者への行為が大半を占めている。厚生労働省より

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パワハラ分類4タイプ
攻撃型 ・
他の社員の前で怒鳴る ・嫌味を言う
防衛型 ・仕事の足を引っ張る・必要なものや情報を与えない
強要型 ・自分のやり方を押しつける・責任をなすりつける
否定型 ・人格を否定する・能力を評価しない

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上記はパワハラを簡単にまとめたものですが、わかりずらい例も多く存在しています。

このような例はございませんか?
☑ わざと苦手な仕事をあてがって失敗を誘い、本人に対する周りからの評価を故意に低くする。
☑ 必要な情報を渡してくれない。
☑ 困ることがわかっていて、わざわざ遅らせる。

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職場でのパワハラが原因でメンタル不調になり、うつといった疾患を発症し休職になると、
その従業員の方だけではなく、企業としても大変な痛手です。
弊社へパワハラについてご相談にいらっしゃる従業員の方は、カウンセリングによって
同じような体験を過去にしていることに気づかれる方がほとんどです。
実は、体験は繰り返しています。
例えば、過去の経験は学校の先輩との関係だったかもしれませんが、
今は職場という環境に変化し、相手も変わっているのため、
同じ経験を繰り返しているということに
中々気が付くことが難しいのです。

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また、弊社ではカウンセリングだけでなく心理療法によってもその原因を変化させていきますので、
パワハラ被害が目に見えて減っていく事例が少なくありません。

また、中にはパワハラがストレッサーとなり、適切な対処をしていなかったために、
うつなどを発症してしまうというケースもございますため、
弊社では、心理療法でまずは傷んだ心を回復する、ということも行います。

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パワハラによるご相談者の心の傷の回復させていくことはもちろんですが、そもそもである、
「パワハラ被害にあってしまう」という潜在意識の根底の原因も見つけ出し、解除していくことが可能です。
根底を解決しなければ、起きている状況を回復するだけではまた同じようなケースの問題に
遭遇し、悩まされてしまうことも考えられます。

ある程度心が回復に向かうと目標を決めることができたら、コーチングを効果的に行えます。
弊社はカウンセリングや心理療法の他、コーチングも対応可能でございます。
この全てを弊社で行えますので、さまざまな状況に対応し、いろんな角度から
サポートが可能となります。
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ある方の事例ですが、上司がご相談者に対し、難しい案件の会議を任せました。

会議の席では、その上司は相談者のサポートは全く行なわず、
むしろ、相談者の不利になるようなことばかりを指摘していたそうです。
その後、その相談者は他の社員からも非難を浴びるようになり、
集団的な無視にあってしまい、大変悲しい思いをされていました。

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この案件は、上司への指導やセッションなしで気持ちを回復させる手法を用いて対処し、
相談者の職場の雰囲気にも変化がありました。
これは、この相談者の中にあった、「被害者と加害者」という見方から
潜在意識・無意識を改善し、回復した例です。

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パワハラの問題が生じた場合、一般的に職場の人事ついて相談する。また、総合労働相談コーナーといった
専門機関に相談する、弁護士への相談や職場の社長に対し内容証明を送ることもできますが、
現実的には、どうしようもないと悩みを抱えたままの方も、多くいらっしゃいます。
弊社では、パワハラを潜在意識・無意識から解決していくよう努めます

人間関係のパターンの改善はパワハラには大変効果的です、
ぜひ、弊社へご相談いただき、パワハラに対する解決策や改善を
一緒に考えていければと思います。

 

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